工場の省エネ・高効率化に応える回生エネルギーの再利用事例(その3)

こんにちは。
シリーズ第2回目は、共通DCバス方式にて「機械内でモーター減速時の回生エネルギーを別のモーターが再利用する事例」をご紹介しました。
最終回であるシリーズ第3回目も、引き続き株式会社REJが、コンデンサバンク方式により、「機械内でモーター減速時に回生エネルギーを蓄え、次の加速時に再利用する事例」についてご紹介していきます。

機械内でモーター減速時に回生エネルギーを蓄え、次の加速時に再利用できる!
(コンデンサバンク方式のご紹介)

プレス用フィーダのように、プレス加工時に停止し、加工後に1ピッチだけ送る動作は、駆動用モーターが「加速→定速→減速→停止」を繰り返すことで実現できます。
これは自転車をこぐ場合と同様で、ある速度まで加速する際には多くのエネルギーを消費し、定速に達すると少ないエネルギーで運転を継続できます。自転車では減速時にブレーキを用いますが、モーターはインバーターで駆動しているため、回生電力を制御することで減速でき、加速時と同様に多くの回生エネルギーが発生します。

”コンデンサバンク方式”には、次の利点があります。
①    コンデンサバンク”を設けることで、インバーターとのエネルギーのやり取りを効率よく行える
②    コンデンサバンク”を設けることで、コンバーターの小型化により必要な電源設備容量を削減できる



図1, 制御構成図例(プレス用フィーダー)

図1は、プレス用フィーダーを例にした制御構成図です。減速時の回生エネルギーをコンデンサバンクに蓄え、加速時に必要なエネルギーを同バンクから供給して再利用することで、装置全体として必要な電力は最小限に抑えられ、大幅な省エネが可能となります。

※REJでは、モーター減速時の回生エネルギーを再利用するため、複数の電解コンデンサで構成されるコンデンサバンクを設けています。

さいごに

いかがでしたでしょうか。
今回3回シリーズにわたりご紹介した、①正弦波PWMコンバーター(SS4000)、②共通DCバス方式、③コンデンサバンク方式は、機械側のモーター制御要件に応じて自在に組み合わせて使用できます。
これらの技術を活用することで、電力の流れを適切に制御し、エネルギーを効率的に循環させられます。そしてその結果、コスト削減に加え、環境負荷の低減にもつながります。
ご不明点がございましたら、下記までお気軽にお問い合わせください。

■お問い合わせ先:https://www.rej.jp/contact

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